モルガンCEO「ビットコインは詐欺」
先日モルガンスタンレー証券のCEOであるデイモン氏が「ビットコインは詐欺だ、いずれ破綻する」と発言したことと中国の取引所閉鎖のニュースでビットコイン価格は一時40→30万円まで暴落しました。
モルガンがビットコインを購入⁉
上述したようにモルガンスタンレーのCEOが詐欺だと発言したことにより、多くの人がビットコインを損切りしたのですが、その後驚愕のニュースが出てきました。
というのも、この40→30万円の暴落の中、モルガン証券がちゃっかりビットコインを購入していたのです。。。
https://www.nordnet.fi/mux/web/marknaden/aktiehemsidan/index.html?identifier=113749&marketid=11
これはビットコインの購入先を表示しているサイトなのですが、ちゃっかりJPモルガンと書いてあります。
購入したら即解雇するとは何だったんでしょうかね・・・笑
先日自分で「ビットコインは詐欺」だと発言し、それを個人投資家が真に受けてぶん投げたところを底値でしっかりキャッチ、さすが金融屋です。
恐らくビットコインはシカゴ取引所で年内にも先物取引が始まるので今回の詐欺発言はそれまで、価格を抑えたいor自分たちが仕込んでおきたいがためのポジショントークでしょう。
→ビットコインの先物取引が年内にも開始!?
ネットの反応
JPモルガン氏はこれだけビットコインは詐欺だなんだっていっておいて自分も今回の暴落の底で買ってるなんて、インチキ野郎にも程があるよね pic.twitter.com/bMGvOHNQdz
— おいぽ (@oip1205) 2017年9月16日
JPモルガンCEO「ビットコインは詐欺であり崩壊する。自社トレーダーが手を出していたら即刻解雇する。その理由は二つで、第一に就業規則違反、第二に間抜けで、いずれも危険だからだ。」
— るいす@1人ヨーロッパ旅行中 (@newmottun) 2017年9月16日
↓
ビットコイン急落
↓
JPモルガン、ビットコインを大量買い
うわぁ…
解雇だ〜w
— 応援@AIに負けたくない (@oen0en) 2017年9月16日
JPモルガンのトレーダーがビットコイン取引を始めたとしたら、「即座に解雇するだろう。理由は2つだ。当行の規則に反する上に愚かであり、いずれも危険なことだ」https://t.co/YxQ0EY3Fdi https://t.co/wnTnq1jD5f
【ビットコイン】
— バイラル部隊隊長@白石 (@lcp_siraisi_J) 2017年9月16日
それはそうと、
「JPモルガンCEOの
ビットコインは詐欺」
って発言には笑えたな。
やってることと
言ってることに
矛盾しか感じない。
ポジショントーク
ご苦労さまですって感じ。
ってかそもそも
法定通貨牛耳ってる
あんたらの方がよほど○○。
Probably JP Morgan https://t.co/z5w9ZWggYB pic.twitter.com/SfLVgerY01
— Bitcoin World (@BitcoinWrld) 2017年9月15日
ホントどっちが詐欺なんでしょうかね?もはや職人芸とも言える清々しいポジトークンです。
仲介で自己勘定でないとも、しても自分たちが詐欺と思ってるものを30憶円分もお買い上げってのはどうなんでしょうね?
個人的にはここでビットコインの値動きに冷や水ぶっかけて顧客にいる大口の買い場を作ると同時にシカゴの先物で自分たちが直接ビットコインを購入できるようにするための時間稼ぎではないかな?と見ています。
余力のある人は買い増しで問題ないでしょう。
まとめ
株やFXでは常識ですが、こういった証券会社は自分を有利にするためのポジトークを平然としてくるのでいちいち彼らの発言を真に受けてはいけません。
まあ取り合えず確かなことは、銀行側もビットコインの価格はいずれ上がることは間違いと思っており、それまでに自分たちもできる限り下でビットコインを仕込みたいと考えているということですね。(当のJPモルガンのCEOのデイモン氏も少なくと200万円には達すると発言いています)
これからもビットコインのデリバティブ商品の上場に向けてJPモルガンのような大口機関が、ビットコインの価格を揺さぶるような発言をしてくるかもしれませんが、1000万までガチホで気絶しておきましょう!!
→【金融知識】 デリバティブ取引とは? - 株初心者が本気で儲けるブログ
そして、仮想通貨市場は株式市場やFXと違い、市場規模がまだ10兆円かそこらなので彼らの少しの介入で大きく値が揺さぶられることになるため、個人的には信用取引は非常に危険なのでよっぽどの玄人でない限りやらないほうがいいと思います。
この乱高下する値動き中で信用のポジションをとると不安になって夜眠れなくなったりしますし、一回負ければ今までの勝ちが全て消える可能性もあるので消耗するだけだと思います。
今の乱高下もビットコインの仕組みとその将来性を理解すればそよ風にしか感じなくなるでしょう。
→投資の神様ウォーレン=バフェットから学ぶ気楽に仮想通貨投資ができる方法
ぶっちゃけ今回JPモルガンがやったことは株の世界でも機関が日常茶飯事にやってることであり、だからこど株式投資は個人の9割が負けると言われているのです。
これからETF認可などで機関がどんどん仮想通貨市場に参入してきます。すると短期目線のトレーダーは大口の良いカモになる可能性が非常に高くなります。
しかも、仮想通貨市場はまだ株式市場と違って法整備がなされていないため機関は株式以上にやりたい放題ができるため短期の個人トレーダー株式市場以上に不利な勝負を強いられるでしょう。
とどのつまり仮想通貨市場でもこれからは大口の機関投資家を意識した戦略が必要であり、株式と同じように現物ガチホこそが弱小個人が大口機関に勝てる唯一の戦略なのです。