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株式投資・仮想通貨に関連するテーマについて取り扱ってます。

株価分析

アジア開発キャピタル<9318>の株価材料・予想株価まとめ

今回はアジア開発キャピタル<9318>の材料についてまとめます。 アジア開発キャピタルの概要 アジア開発キャピタルは、昔は普通の銘柄で2000年には一株あたり2000円の値段をつけるほどでしたが、中国進出の失敗から赤字が膨らみ増資に増資を重ねた結果、2017…

【株式投資】株式評価方法の分類

株式の評価方法は、大きく下の3つに分類されます。 (1)マーケットアプローチとバリューアプローチ (2)収益力評価モデルと資産価格評価モデル (3)絶対評価アプローチと倍数アプローチ マーケットアプローチとバリューアプローチ 「株式市場で株価がどのよう…

【株式投資】予想利益とキャッシュフローについて

企業価値の計算に使われる利益 企業価値(理論株価)を計算する場合には、基本的に予想利益が用いられます。そして予想利益は東洋経済社が刊行している会社四季報に掲載されている数字を使うのが一般的でとされています。 この会社四季報の財務データには2期…

【テクニカル分析】 ダイバージェンスとは?

・ダイバージェンスとは? 「ダイバージェンス」とは、「逆行現象」という意味の単語です。 これは※オシレーター系のテクニカル指標で見られる現象で、簡単に言うとテクニカル指標の出した数値と実際の価格の動きが逆に動く状態のことです。 もし株価が上昇…

【テクニカル分析】MACDの分かりやすい説明

・MACD(移動平均収束拡散手法)とは? 「MACD」とは、「短期の指数平滑移動平均」と「長期の指数平滑移動平均」の2つを使用することで、「買い」と「売り」を判断する分析手法です。 ※指数移動平均とは、通常の単純移動平均線とは異なり、最新の価格のほう…

【金融知識】債権価値の計算方法

・債権の基本知識 まず債権の特徴について改めて見ていきます。 債権には下のような3つの特徴があります。 ・満期が来れば元本分が償還される。 ・確定したクーポン(利率)が支払われる。(ゼロクーポン債もあります) ・市場金利によって価値が変動する。 …

【株価分析】ファンダメンタル分析とは?

株式投資で損をしないためにはまず上がりそうな銘柄を見つけるということが大事です。そのためには、銘柄を分析が必要でじゃあどのようにして銘柄分析をすればいいのかという話になります。 株価分析の手法はそのアプローチの違いから、「ファンダメンタル分…

【金融知識】資本コストとは何なのか?

今回は投資や経営において必要な概念である「リスクリターン」と「資本コスト」について取り上げていきたいと思います。 ・資本コストとは? 資本コストとは一般的に、資金を調達するのに掛かる費用のことを指し、(%)で表されます。この資本コストという概…

【株式投資】株価のどのように決定されるのか?

株価は常に公表されており常に上がったり下がったをしています。 今回はなぜそういうことが起きるのか、株価はどのように決定要因について見ていきたいと思います。 ・株価と企業価値 まず「株価≒企業価値」です。正確には発行済み株式数×株価=企業価値とな…

【株式投資】 決算書とはなにか?

今回は株式投資をする上で大半の人は読んでいるであろう決算書について取り上げたいと思います。 ・決算書とはなにか? まず、「経営」とは限られた事業資金を効率的に使い資金を増やし、獲得した利益を分配していくことです。株主は、その経営手腕を評価す…

【株価分析】 ROEの3分解について

前回⇨【株価分析】 ROE(自己資本利益率)の分かりやすい説明 ・ROEの問題点 前回はROEの意味と定義式についてざっくり説明しましたが、今回はROEについてさらに踏み込んでいきたいと思います。 まず前回もチラっと触れましたが、ROEの値は高ければ高いほど良…

【株価分析】 α(アルファ)値の分かりやすい説明

・α値とは? アルファ値とはざっくり説明すると、ある証券に対する投資家の「予想投資収益率」と資産評価モデル(CAPM理論)によって算出された「均衡期待投資収益率」の差のことを指し、これはマーケット(市場)において形成される証券価格の「歪みを表す…

【テクニカル分析】移動平均線の使い方

まず上のリンクにも書いてあるようにテクニカル指標は2つのタイプに分類されます。 ・トレンドフォロー系 トレンドを追いかけるタイプのテクニカル指標。価格が上がり続けると、指標の数値も上がり、下がり続けると指標の数値も下がる。代表例: 移動平均・M…

【株価分析】テクニカル分析とは?

www.dmjtmj-stock.com 前回述べたように株価分析の方法には企業の財務面から投資の是非を判断するファンダメンタル分析とチャートから売買するのに最適なタイミングを探すテクニカル分析の2つに分類されます。 基本的にファンダメンタル分析で選択し、買うタ…

【株価分析】 DCF法による株価の算出方法 (理論株価 その4)

前回:【株価分析】 ダイヤモンドZAIの理論株価の計算方法 今回は3つの代表的な株価計算モデルの1つであるDCF法(割引現在価値法)について紹介していきたいと思います。 DCF法はディスカウントキャッシュフロー法といい、企業がこれから生み出す収益(将…

【ファイナンス】 割引現在価値(NPV)とは?

今回は投資において、とても大切な概念である割引現在価値について取り上げていきたいと思います。 まず皆さんが給料や支払いに使っている通貨(円)の価値は、経済成長によっておこるインフレーションによって、時間が経つにつれてどんどん低下していきます…

【株式投資】 システムトレードの仕組みの簡単な説明

今回はシステムトレード、通称シストレの仕組みについて簡単に解説していきます。 株をやっていたら一度は耳にするであろう単語であるシストレなのですが、実際にどういうものかを理解してる人は、実際にやってる人以外は知らないという印象です。 株式投資…

【株価分析】 ダイヤモンドZAIの理論株価の計算方法 (理論株価とは? その2)

前回取り上げた理論株価について追記していきたいと思います。まず、投資家ならほぼ読んでいるであろうダイヤモンドzaiで取り上げられている理論株価の算出方法です。 ZAIの理論株価の計算方法は 理論株価=(資産価値)BPS+利益価値(EPS)+成長価値(売上高伸…

【株式投資】 ランダムウォーク理論とは?

相場の分析・予測は、過去において現在まで数多くの人間が研究を重ねてきたものでありますが、誰も正確には未来予想できていないというのが現状です。そして、その現状は当然だと言わんばかりの理論が、今日取り上げる「ランダムウォーク理論」です。 どうい…

【株価分析】 決算書における利益の種類

決算書の見る上でまず覚えておくべきは損益計算書の見方=利益の種類についてです。上場した企業は会計原則に則って1年に1度、その年の売上高や利益といった営業成績を決算発表として公表しなければなりません。 決算において企業は、今年1年の営業成績を損…

【企業分析】 MM理論とは?

MM理論とは、モディリアーニ‐ミラー理論の略称で、F・モディリアーニとM・H・ミラーにより発表された企業の資金調達のあり方に関する理論を指します。 企業は投資計画を実施する際に、自己資本(株式)と負債(社債や銀行からの借入金)を利用して、外部から…

【株価分析】 β値(ベータ値)とは?

β(ベータ)値とは?ベータ値とは、市場全体(=株価指数)に対しての、各個別銘柄の株価感応度を表しています。つまり、日経平均株価やTOPIXといったインデックス指数が1%動いたとき、その個別銘柄が何%変動するかを示したものです。 例えばTOPIXを基準とし…

【株価分析】 PSR(売上収益率)とは?

今回はPSR(売上収益率)について取り上げたいと思います。 PSRは株式の本場のアメリカではかなり使われている指標ですが、日本ではまだまだマイナー指標です。これは有名なケン・フィッシャーが使用していた指標でこれについて本も書いています。 まあアメ…

【テクニカル分析】 RSIの分かりやすい説明

RSIとは?株価というものは永遠に上がり続けることはなく、買われ過ぎた株はやがて大きな売りが入り、必ず調整が入ります。 ではどうやって買われ過ぎなのかの判断を行うのかというと、買われ過ぎや売られ過ぎを数値で表せばいいのです。 そこで登場するのが…

【金融知識】リスクプレミアムの分かりやすい説明

私たちが投資家が株式などの金融商品に投資した時に、どのくらい儲けられるかを把握しておくのは大事です。そんなときに使うのが、「期待収益率」と「リスクプレミアム」という考え方です。 「リスクプレミアム」や「期待収益率」は、機関投資家がポートフォ…

【株価分析】PEGレシオとは?

PEGレシオとは株式市場において割安な銘柄を見つけるために使われる指標で、感覚的にはPERの強化バージョンといった感じです。 本屋などおいてある株式雑誌や投資入門書にはよくPERが低い銘柄は割安だから買いと書いてありますが、PERが低いから割安というの…

【株価分析】残余利益モデルとは? その3 (理論株価 その7)

www.dmjtmj-stock.com その次に「株式市場全体の期待リターン-無リスク金利」ですが、これはリスクを取って株式投資を行うにあたり、株式市場全体のリターンの安全資産に対する上乗せプレミアムという意味から、一般に「株式リスクプレミアム」と呼ばれます…

【株価分析】残余利益モデルとは? その2(理論株価 その6)

www.dmjtmj-stock.com 前回取り上げた残余利益モデルの具体的な計算式と使い方を紹介していきます。まず残余利益モデルは前提として※クリーンサープラス会計が成立している必要があります。 ※クリーンサープラス会計…損益計算書で計算された期間損益と、貸借…

【株価分析】残余利益モデルとは?(理論株価その5)

今回は残余利益モデル(Residual Income Model:RIM)について紹介したいと思います。私は大体外で適当に銘柄探すときに、即興でポジションの目安を立てるときは 来期EPS×PER(過去の数値の大体の平均) ※来期EPSとは、会社四季報のデータを参考にしています⇨会社…

【株価分析】サスティナブル成長率の分かりやすい説明

私たち投資家は、企業の成長が企業価値の増大に繋がっているかを、常に確認する必要があります。 確認する方法の一つとして、収益性につながる持続的な成長の水準を把握することです。持続的な成長を維持は、企業が資金を効率よく使って利益を上げているか、…