先日Zaifでチャットをしていたら何処からかpepecashなる仮想通貨で投げ銭してもらったのですが、どういう目的の仮想通貨なのかよく知らなかったのでまとめておきます。
Pepecashとは何か?
Pepecash(ペペキャッシュ)とは、上の画像のような緑色のカエルがトレードマークの仮想通貨です。
どうやら海外で人気キャラクターらしいですが、ミュータントタートルズみたいなアメコミ系のデザインなので、日本人受けは微妙でしょう。
ちなみにpepecashは、Counterparty(カウンターパーティ)というビットコインのブロックチェーン上で展開されるプラットフォームで作られた「XCP」という仮想通貨から作られた仮想通貨(トークン)です。
⇒【仮想通貨】XCPとは何なのか?その購入方法と今後の将来性
Pepecashの用途と将来性
Pepecashは主に海外でデジタルカード(トークン)を購入する際に使われる仮想通貨みたいです。
このデジタルカードはトークンです。基本的に仮想通貨界隈でいう「トークン」とは物理的なものではないため、コインというように呼ばれることが多いですが、レアペペではそこをコインではなくカードというデータ形式にした感じのものになります。
要するに、レアペペとはソシャゲの絵みたいなデジタルカードです。
カードなので、いろいろな表現(イラストだったり言葉だったり)ができるので、そこに芸術的だったり娯楽的な付加価値がついています。
分かりやすく言うと自分で表面に絵が描ける通貨ですかね?そして、その絵の具合でそのコインに価値が付けられます。
私にはちょっと理解しがたい世界ですが、現代アートに近い世界だと思っています。
あるテーマにそったカードをそれぞれが勝手に作って、好きな人が集まって交換したり売買したり競売にかけたりでコレクションしてたりしているのです。
加えて、これらのトークンカードは仮想通貨の「電子的なデータであるにもかかわらず、通貨の様に現物として所有できる」という特徴を利用した仮想的なトレーディングカード(以下トレカ)のような使い方もされています。
簡単いえばシャドバのカードのようなものです。シャドバのカードはサイゲがサービスを終了すれば使えなくなりますが、これは自分のウォレットで管理すればずっと持っていられますし、対戦に使えます。
また発行数がプログラムでロックされているので、100枚しか無いカードは間違いなく世界に100枚しか無いことが数学的に保証されていますし、仮想通貨なので個人間取引しやすいという利点もあります。
⇨【仮想通貨】ビットコインのブロックチェーン技術は何がスゴいのか?
MTGや遊戯王、ポケモンカードなどのトレーディングカードゲームをやっていたことがある方はご存知だと思いますが、TCGでは珍しいカードや使えるカードは欲しいと思う人が多いため価格も高くなります。
そして、レアペペのデジタルトレーディングカードは、不変のトークンとしてビットコインのブロックチェーン上に存在します。
そしてレアペペを集め始めるには、カスタマイズされたカウンターパーティウォレットが必要となります。
次にウォレットに、ビットコイン、カウンターパーティ、ペペキャッシュのいずれかを入金して、ウォレット内でレアペペを売買します。
購入したレアペペはウォレット内で見ることができ、このデジタルカードトークンを購入するためにpepecashが使われるみたいです。
この他にもpepecashは海外の匿名掲示板である4chanに中で使われているようです。
4chanの中では、現在のZAIFチャットで使われているようなお礼のチップのような使われ方をされています。
なので、匿名掲示板発祥やネットでのチップに使うという点では、世界版モナコインと言えるかもしれません。
⇨【仮想通貨】モナコイン(Mona coin) とは?購入方法と将来性について
そう考えると日本の2ちゃんねるのモナーコインよりも大規模で世界的にも大きな市場なので、もしかしたら大化けする可能性があるかも・・・?。
モナーコインも一年くらい前は1MONA=数円でしたが、今は40円近くを推移しているおで、pepecashも今は1pepe=約2円ですが、この先高騰するかもしれません。
現在仮想通貨は今バブル状態ですが、トークン系の仮想通貨はその投機熱がまだ届いていないような気がします。
なので今のうちに買って放置しておけば、いつか数十倍になるかもしれません。
イーサやBTCはすでに時価総額が大きいので、上がってもそこまで旨みがありませんが、モナーやpepecashのような時価総額の低い通貨が急騰すれば旨みが大きいです。
もし時価総額100万の仮想通貨に1万円投資して、その仮想通貨の時価総額が1000万になれば、その時価総額の増加額は900万ですが、投資した1万円は10倍の10万円になります。
そして、時価総額1億の仮想通貨に1万円投資しても、それがもし2億になっても時価総額の増加は1億円ですが投資した1万円は2万円にしかなりません。
つまり時価総額の低いうちに投資しておくというのが、株式投資でも仮想通貨投資でも肝心です。
ですが時価総額が低いのは、注目されていない以外にも何らかの理由があることが多いので、それに注意することも必要です。
Pepecashの購入方法
日本でpepecashを購入できる取引所は今のところZaifだけです。Zaifはこういうトークン系の取り扱いが他の国内の取引所に比べて豊富です。
⇨仮想通貨取引所Zaifを使ってみた感想・評価
終わり
Pepecashは17年10月から始まる仮想通貨法のおいても、草コインの同志ともいえるモナコインとともに正式に仮想通貨として認められており、日本国内で売買が可能になっています。
これからPepecashがどうなるかは分かりませんが、インターネット上での投げ銭と仮想通貨は非常に相性のいい分野であるので、今後も目が離せません。