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【金融知識】 債権利回りの分かりやすい説明

 

 

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・債権の前提

:債権は持っていると利息がもらえる。

:債権は発行時点で、購入したあと償還日が来る前に、市場・金融機関を通して転売することができる。逆も然りで、償還期間途中から購入することもできる。

 :「利付債」と「割引債」の2種類がある。

 

・債権の金利

債権の価値の考え方の1つとして、その債権を持つことによってどれだけの収益が得られるかを表す「金利」がありますが、この「金利」には色々あり、ちゃんとした知識がないと損をする可能性があります。

 

・「金利」の種類

債権における「金利」には、「表面金利」「利率」「クーポンレート」「利回り」「最終利回り」「所得期間利回り」などの用語が存在し、これらをちゃんと理解しなければいけません。

 

・表面利率(利率・クーポンレート)

「表面利率」は、「利率」または「クーポンレート」とも呼ばれ、利付債において半年毎に支払われる利子の大きさを数値化したものです。

具体的には、固定利付債は額面金額に対する1年分の利子が%表示で示されており、もし額面100万円につき1年間に2万円(半年毎に1万円ずつ)の利子が支払われる場合、表面利率(利率、クーポンレート)は2%となります。

 

 ・最終利回り

「最終利回り」は、債券投資において、債券を購入した日から償還期限(満期日)まで保有していたた場合の「利回り」のことをいいます。

これは、債券の購入から償還までの全期間内に入ってくる受取利息と償還差損益の総計金額を、1年当たりに換算して、投資元本に対して年何%の利回りになるのかを見るもので、通常、公社債の流通市場でよく用いられ、単に利回りと言った場合は「最終利回り」のことを指します。

一般に債券を購入した場合、額面に対して一定の表面利率で支払われる利息または利息相当分が得られ、また償還期限が到来すれば、額面で償還されるため、償還時に生じる額面と取得価格の差(償還差益または償還差損)と期間中の利息を足したものが、トータルの損益になります。

 

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参照(http://retirement-investment.info/bond/4yield/)

 

・所有期間利回り

「所有期間利回り」とは、新規発行の債券もしくは既発債の購入し、償還前に売却した場合の「利回り」のことを言います。

つまり新規発行・既発債問わず満期を待たずして中途売却した場合の利回りを表します。計算式は以下の通りです。

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参照(http://retirement-investment.info/bond/4yield/)

 

また、債券の利回りには、再投資を考慮している「複利」と、考慮していない「単利」の二つがあり、日本では、利付債は「単利」で、割引債は「複利」で計算されるのに対して、海外では、「利付債・割引債」に関わらず「複利」が使われています。

 

 

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