こんばんわー、今日は病院でインフルエンザの予防接種受けてきました。先週風邪をひいたのですが、今年の風邪はなかなかタチが悪いようで、治っても鼻づまりがなかなか治りません。
そんな中、韓国ではH5M1型の新型鳥インフルエンザが確認されたようです。新型インフルエンザワクチン戦争2016年の開幕ですね。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2923171.html
そういう訳で鳥インフルエンザ関連の銘柄を紹介していこうと思います。
中外製薬<4519>
薬品メーカー大手で抗インフルエンザ薬の「タミフル」を製造しています。
ダイワボウ・ホールディングス<3107>
紡績大手メーカー。鳥インフルエンザウイルスの数を1分間で99.99%減少させる効果がある「抗ウイルス不織布」を開発、製造販売しています。
富士フィルム<4192>
大手製薬メーカーですね。昨年のエボラ出血熱騒動の時もワクチンの作成に成功したことで急騰しました。そのこともあり疾病関連の騒動では買われることが多いです。
デンカ <4061>
子会社にデンカ生研というワクチンメーカーがあり、デンカ生研では検査試薬と国内上位のワクチンが主力製品。当然インフルエンザのワクチンも開発・製造しています。
日油<4403>
厚生労働省などと共同研究でインフルエンザワクチンを開発しており、完成すればすごいでしょうね。ただし、このワクチンは実用化されるとしても数年先になります。
栄研化学<4549>
臨床検査薬大手で、便潜血検査薬はシェア5割を占めています。最近では、遺伝子関連を強化中。鳥インフルエンザの検出用試薬の開発・製造・販売しているので注目です。
シスメックス<6869>
検体検査用機器・試薬で高シェアを占めている製薬会社で、世界的に展開しています。ライフサイエンス分野の研究開発強化です。有名なのは、ニワトリの鳥インフルエンザウイルス検出キット「ポクテム トリインフルエンザ」を製造しています。鳥由来インフルエンザウイルス核蛋白検出試薬も作っています。
カイノス<4556>
臨床検査薬の中堅メーカー。生化学、免疫血清学的検査用試薬に重点をおき、共同開発の促進に注力しています。ノロウイルス関連銘柄としても有名です。インフルエンザウイルスA型抗原およびB型抗原を検出する試薬「スタットマーク FLUスティック-N」を製造しています。
ユニチャーム<8113>
生理用品、幼児用、大人用紙おむつでトップシェアの企業で、インフルエンザ、花粉症、風邪対策用のユニ・チャーム超立体マスクが有名。超立体マスクを生産しているので花粉症関連銘柄ともいえます。コンビニで売ってるマスクを作っているところですね。
イワキ<8095>
一般医薬品・医薬原料商社で、化成品も展開しています。グループにジェネリック薬などがあります。
明治ホールディングス<2269>
過去に分離した明治乳業と明治製菓の統合で2009年4月誕生した企業です。乳業首位、菓子も定番品に強みがあり、医薬品事業も展開していて今注目されています。傘下の明治製菓は食薬兼業の会社で、医薬は感染症、中枢神経系が柱。明治製菓は、明治うがい薬のカバくんマークが有名です。イソジンのCMうがいをしてるあのカバですね。
大幸薬品<4574>
当たり前ですが、正露丸(せいろがん)とラッパのマークで有名な一般用医薬品メーカーですね。最近は海外にも展開もしています。注目製品としては、二酸化塩素分子を有効成分とする感染管理商品「クレベリン」を生産しています。クレベリンは噴射、設置、携帯など、様々な用途に合わせた除菌(ウイルス)・消臭・カビ抑制対策製品です。幸薬品の実験では二酸化塩素を溶かした溶液は、インフルエンザウイルス(H1N1)を30秒以内に99.99%除去する効果があるらしいです。
この中の<3109>シキボウや<3107>ダイワボウが新値更新、<4574>大幸薬品も大幅に上昇しています。
当たり前ですが、株式投資の前に体の健康が最も大事です。みなさんも風邪を引かないよう気を付けてください。